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母が永眠しました

ご報告が遅くなりましたが、母は8月1日に永眠いたしました。享年70歳です。

ここのところ、ほぼ1ヶ月ブログもミクシイも更新してこなかったのはこのことに起因しているのかな、と思います。

いや、別に母の死にひどいショックを受けて立ち直れなくなっていた、というのではなく、
なんというか、そのことを描写しようとすると実に白々しく感じ、
書こうとすればするほど書く気がおきなくなる、ということで、書く気持ちが起きるまでブログ更新をほったらかしておいたのです。
でもまあもう少しで1ヶ月になるのでそろそろそのことでも書いてみようかな、と思ってます。


以前書いたように、末期がんと宣告されてから2年、旅行に行ったりして比較的まずまず元気に過ごしてきた母だったけど、
6月初旬にはついに腹水が溜まり始めてしまいました。。
最近は抗がん剤も進歩しているらしいので意外に長生きしちゃうのでは、と淡い期待を抱いていた僕だったけど、
腹水が溜まって入院したというのを聴いて、ついに母はもはや家には帰れないのだな、と覚悟を決めることになります。

そこで前回のブログのように最後のお別れのつもりで6月中旬に帰省し母に会ってきました。

それから7月に腹水が破水してしまい、それによってみるみる体力が弱ってしまったようです。
7月31日、娘レナが母へ電話をしてくれて、ずっと笑うことが出来なくなった母も喜んで笑っていたらしい。
それを聴いて、もうしばらくは大丈夫なんだろうと高をくくっていたところ、次の日の朝に父から危篤になったとの連絡がありました。

「昨日レナと電話で話をしていたんだろ?」と、危篤という自体が飲み込めず、後どれぐらい大丈夫そうか?という問いに対しても父の返答は要領を得ず、
「よお分からんが、大丈夫なんじゃないか?」とのこと。
危篤状態のまま10日ほど傍で看病してやることも大人の事情で出来ないので、とりあえずその日は仕事をやって、引き継げることは引き継いで、次の日の早朝仙台から広島の福山へと発つことにしました。
しかし、その日の夜、20時30分に父から電話があり、
「今、お母さんが亡くなった」
と。
眠るように息を引き取ったとのことでした。
父と妹が見取ったらしいのだが、最期の息を吸い込み吐き出して呼吸の止まった母に、
「お母さん、息をするのを忘れとるよ、ねえ!」
と必死に呼び戻そうとする妹を父が止め、
「もう行かせてやれ。お母さんは頑張ったんじゃ」
という最期だったらしい。

自分としては来るべき母の死を覚悟し、そして受け入れていたつもりだったのですが、
さすがにその報を聞いた夜は全身の力が虚脱し呆然としたまま過ごしました。
今思い返してもどういう夜だったのか思い出せない。
少しの後悔としては、危篤状態になった連絡を受けてすぐに福山へ帰省していればぎりぎり死に目に間にあったということです。
でも、最期の最期は比較的安楽に、父と妹には看取られたのだからそれだけでも感謝しなければならないのでしょうね。

福山に到着して会った母は、息子の僕でも驚くほど若くきれいな死に顔でした。
ところでこの死化粧はどういう技術を使っているのでしょうか?
闘病中は痩せて老いて小さくなっていたのに、今ここに眠っている母は50歳代ではないですか。
母の死に顔を見た女性たちは、この化粧品を教えて欲しいと持ちきりだった。
それはさておき・・・

家の部屋のふとんに安置されている母は今にも起きてきそうで、
「お袋、そろそろ起きろよ。」
と試しに言ってみる気になるほど不思議な空間でした。

式自体は滞りなく終わったものの、とにかくくたびれ果てた、というのが感想。
式以外にも色々な人が色々なことを言ったり感想を持ったりするのにもぐったり度を増すことになったし。
今回の式で最も感動したこと。それは、僕の上司がわざわざこのためだけに仙台から福山まで駆けつけ、そして参加していただいたこと。
これには僕の家族も本当に驚き、良い上司の方に面倒を見ていただいていることに感謝していました。


母を癌で亡くしてみて思うことを最後に。

癌の死はのた打ち回って苦しんで死ぬというように一般には信じられているけど、そのようなケースは少ないようです。
最近では、「患者よ、癌と戦うな」とか「どうせ死ぬならがんが良い」といった本を出されている近藤先生の主張のように、
ある程度年をとって癌が判明した場合には放置するというのが正解なのではないか、と母の死を以って強く感じた次第です。
ある意味、「どうせ死ぬなら癌が良い」という側面も頷けます。
癌で死ぬことがわかったならばそれなりの時間をかけて家族と最期を過ごせるし、やりたいことも出来る。脳卒中のようにあっという間に死んだり、半身不随になって何十年も生きてしまったりしないし。
しかし、自分や妻が癌になった際、本当にあの本で主張されているように放置してしまう、という対応が取れるのかどうか?
それはなってみないと分からない、というのが正直なところだったりします。

こうして書いてみると、やはり内容が取りとめないですね。すごく散文的で情けないない文章になっています。
こうなるのが分かっていたからずっとこのことを書けなかったのですが、もうこのぐらいでアップしておくことにします。
この程度で本件には区切りをつけておくべきなのでしょう。

では、今後は転勤になっていく僕がどうなることやら、です。
9月中に引越しをしていくつもりですが、仕事の都合上まだはっきりいつになるかというのは分かっていません。

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黒野修資

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黒野修資です。
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